お墓について GRAVE
お墓の基礎知識
BASIC KNOWLEDGE OF GRAVES
お墓を建てる法律について
現在お墓は、個人の土地に勝手に建てることはできません。都道府県知事の許可を受けた墓地のみに建てることができます。(墓地埋葬に関する法律)
お墓の費用について
お墓を建てるには、石碑代の他に、お墓を建てる土地の永代使用料と管理料が必要になります。
◎永代使用料:お墓を建てる土地を使用する費用
◎管理料:霊園全体を管理するのにかかる費用
お墓の種類について
お墓には主には下記のような種類があり、それぞれの墓地には指定の石材店が定められている場合があります。
- 公営墓地
地方公共団体が管理・運営しています
※申し込みにはその墓地の地方自治体に住んでいること、遺骨があることなどが条件となることが多く、応募が多い場合には抽選になることもあります。
- 寺院墓地
寺院が運営しています
※基本的には檀家・信徒のための墓地で、お墓を建てるには、檀家になることや、その寺院で法要を行うことが条件となることがほとんどです。
- 民営墓地
公益法人または宗教法人が運営しています
※公営墓地や、寺院墓地のような厳しい条件は無い場合が多く、ほとんどの場合宗旨・宗派を問わず申し込みができます。民間ならではの様々なサービスもあります。
お墓の名称について
01.竿石 02.台座 03.上台 04.下台 05.芝台 06.花立 07.供物台 08.水鉢 09.拝石 10.霊標 11.門柱 12.玉垣
お墓を建てるには
資料送付
まずは、お気軽にお問い合わせください。
霊園・石材・法要・希望条件等についてコンサルティングし、資料を送付いたします。
霊園の決定
霊園を見学していただきます。(墓地をお持ちでない場合)霊園・区画の決定をし、墓地の申し込みをいたします。
墓石の決定
墓石のお見積もり、図面の提示をいたします。
墓石を決めていただき、工事契約を交わします。
彫刻の決定
彫刻文字の決定をし、確認していただきます。
工事の開始
墓石の工事に入ります。
完成いたしましたら、ご確認していただきます。
開眼・納骨法要
開眼・納骨法要をいたします。
あとは、定期的にお参りをしてください。
フルオーダーメイドでお造りします
総合霊園コンシェルジュでは、石塔の形や使用する石材選びから彫刻に至るまで、各宗旨宗派に合った祀り方をご提案いたします。
また、故人を偲ぶお墓、個性を出すお墓、無宗教のお墓など、お客様のニーズに合った(様々な最先端のデザイン)墓石を、フルオーダーメイドでお造りいたします。まさに世界に一つだけのお墓も可能です。
お墓ができたら
COMPLETION OF THE GRAVE
お墓での儀式はいくつかあります。お墓が完成して最初に行う入魂式(開眼法要)、遺骨を納める納骨法要、年回忌等の墓前法要などが主な儀式です。
入魂式と納骨式は同時にされる方がほとんどです。「入魂式」はお祝い事で、家の新築と同じように考えても結構です。
「納骨式」は仏事で、納骨される時期は四十九日忌明けで納める方もあれば、初盆やお彼岸、一年忌や三回忌などが一般的です。 特にいつでなければならないという訳ではありませんが、納骨を土に返してあげることを本意とすればあまり長い間放っておくのはよくありません。
故郷からお墓の土を移してきて納める場合も納骨と考えてください。
入魂式・納骨式
式の日
入魂式をする時期には特に決まりはありません。
四十九日や百ヶ日の法要の日、故人のご命日や年回忌の法要の日、お盆やお彼岸(春3月は春分の日を中心に1週間・秋9月は秋分の日を中心に1週間)の期間中、 あるいは大安の日などを選んで行う方が多く、日曜祝日などの休日は参列される方々にも都合のよい日としてよく選ばれます。但しご寺院と日時を打ち合わせて調整しなければなりません。
特にお盆お彼岸の期間中の休日は、各地の墓地で式が集中して非常に忙しいため早めに依頼しないと日時の調整がつかないこともあります。
時間
儀式に要する時間は、読経も含めて30分ほどです。お式の10分前には管理事務所へ集合するようにしてください。
特にお盆・お彼岸・連休等の期間中は周辺道路が混雑することがありますので、早めに出発してください。
服装
平服か略礼服で充分です。男性は地味めなスーツ、女性はスーツ・ワンピース等が無難でしょう。
入魂式も納骨式も厳粛な儀式ですから、赤や黄色などの原色の派手な色合いの服装やジーンズなどのくだけ過ぎた軽装は避けるべきでしょう。
お供え物
・季節の果物(リンゴ・バナナ・みかん・柿・梨)など2~3種 1~3ケ
・お酒(日本酒一升ビンや缶ビール等) 1本
・お菓子(和菓子や袋入りの菓子) 1~3袋
・小餅(入魂式だけの場合は紅白の丸餅、納骨も同時にあれば白餅) 5~10ケ
などが一般的ですが特に決まりはありませんので、故人の好物などを主として供えればよいでしょう。
〇ご家庭で使用中のお盆に盛り合わせて持参されれば、そのままお供えできて便利です。
丁寧にする場合は上の物の他に、昆布1枚・するめ1枚・椎茸1袋・人参、なすび、大根などの野菜を少し・白米・塩少々などをお供えします。
(宗派によっては白米・塩をお供えしない場合もあります。) 儀式後はお供え物は墓前から持ち帰ってください。
〇ご希望であれば弊社にて用意いたします。(有料)
供花
花は色花をお墓一基あたり一対(3,000~5,000円程度の花)をご用意してください。
宗教・宗派によっては榊や樒を供えます。
〇ご希望であれば弊社にて用意いたします。(有料)
線香
線香一束・ローソク2本(5センチ程度のもの)入魂式のみの場合には赤ローソクを、納骨と同時の場合には白ローソクを用意してください。念のため半紙5~6枚を用意しておけば便利です。
〇弊社にて用意いたします。
数珠
礼拝の際の数珠は忘れないようにしてください。
ご寺院
ご寺院とのお付き合いのない方は、弊社でご寺院を紹介させていただきますのでご相談ください。紹介手数料などは必要ありません。
納骨の準備
納骨する場合に、普通は遺骨を骨壺から出して納骨室の底土へじかに収めるのですが、ていねいにサラシや木綿の布にお包みして納める方も多いようです。
サラシを80センチ~1メートルに切り、半分に折り返したあと両横を縫って袋にしておき、包み直して納骨するようにしておけば便利です。
〇ご希望であれば弊社にて用意いたします。
〇納骨後の骨壺・骨箱等も処分させていただきます。
手伝い
入魂式・納骨式の準備や納骨の介添えは弊社から係員が1~2名立ち合いをお手伝いいたします。準備の都合上、式の日時が決まり次第ご連絡ください。
ご寺院への御礼
入魂式だけで納骨のない場合は紅白の水引の金封(熨斗なし)を用意します。
納骨式のみか、入魂式と同時に三回忌を迎えられる前の仏様を納骨される場合には黄白の金封を使用し、入魂式と同時に三回忌を過ぎた仏様を納骨される場合は紅白の金封を使用します。
御礼の金額は30,000~50,000円その他に「御車代」「御膳料」を別封で添えることが多く、白無地の金封が無難です。金額はそれぞれ5,000~10,000円程度です。
ご寺院の格式によっては金額が定められている場合もありますのでご注意ください。
表書きの例:「御礼」「御回向料」「建碑法要御礼」「開眼法要御礼」「御経料」「御布施」「納骨法要御礼」「御車代」「御膳料」
祝儀・寸志
お墓の建立にたずさわった職人に「御祝儀」を渡していただく場合は、紅白または白無地の金封で、表書きは「御祝儀」「寸志」として、10,000円程度で充分です。
霊園の管理事務所へのお心使いをされる場合も同様で、「寸志」「ご挨拶」とされるか、あいさつ程度にお菓子の詰め合わせを贈られれば充分です。
地図
ご寺院や親戚あるいは参列者の方へ霊園への道順を書いた地図が必要な方は、弊社もしくは霊園管理事務所へお申し付けください。
注意事項
1.墓地永代使用料、管理料と石工事代金が完納されませんと開眼・納骨はできません。
2.開眼・納骨の際には霊園によって手数料が必要な場合がございますので、事前にご確認ください。
3.納骨には下記の書類が必要です。事前に書類のご確認をお願いいたします。
・死体(埋)火葬許可証、改葬の場合は改葬許可証
・納骨届出書(認印が必要、霊園管理事務所にございます)
4.墓地使用者(契約者)が亡くなられた場合には、墓地使用権の継承が必要です。霊園管理事務所までご連絡お願いいたします。